武将と茶道 桑田忠親著
読み終えました
茶道の書籍は色々と読んできたのですが
これまでとは切り口が違い
タイトル通り、武将と茶道
今でこそ
平穏な日々の至福の象徴の様な茶道ですが
武将の権力争いが絶えなかった時代
残酷な場面が数々描かれて
途中
こんな呑気に茶道を楽しんでいて良いのだろうか?とさえ
思えてきたのですが
後半
++++++
さて、戦国時代の大名、殊に、織田信長や豊臣秀吉などは
茶の湯にすこぶる熱心だった
これは、茶の湯というものが、戦乱の日々に、とかく荒みがちな武人の心を
静かに、落ち着きのあるものにしてくれると、認めたからであろう
++++++++
とあり
この1冊を手に取った理由がわかった気がしました。
戦国時代とは違う心忙しさに追われる私達
生死を分ける様な日々では無いかもしれませんが
それでも
皆んながストレスと闘い、どう生きるかを模索しています
茶道とは何なのか
「荒みがちな心を、静かに落ち着きのあるものにしてくれる」
武将の時代も現代も
変わらないのだろうな、と
残酷な場面も多くあり
胸が痛みますが
今の平和の礎
今に感謝です
2023年2月24日 8:07 AM | カテゴリー:書籍