名前

先日

ある芸事の行事

 

観覧席に座っていますと

お隣に来られた二人連れ

ご高齢のお友達同士

周りを気にせず

まぁ、よく話される

次々と始まる演目について

こと細かにレクチャーなさるので

ある意味有り難く(^^

へぇ〜

ほぉ、

そうなんだ〜と

思いながら

 

 

演目の合い間は

出演なさっている友人知人の紹介コーナー(^^

 

 

その中で

ちょっと気になった話がありました

 

 

ある方

実力もままならぬのに

名取を拝受

ま、実力がどうか、は置いておき

問題なのは

 

その途端

何を思われたか

傲慢極まりない振る舞いになられたそう

 

 

なるほど。

 

 

私も

邦楽や茶道を嗜む身

名取制度は昔からご縁があります

 

 

お名前を頂くと

何とも言えず活力を感じ

名に恥じぬように、と励みに感じた記憶

 

それで偉くなった?気はしなかったかと、多分

 

 

 

こんなお話を聞くと

いつも蘇ります

 

以前読みました書によると

芸事

生徒を客、と思った時点で

芸は終わっていく

 

あくまでも

壇上で披露する芸

観客が客、でなければならない、と

 

 

日本文化を教授する方のお話では

お若い入門者に

名取制度について

金額の話しをした途端

驚愕して退かれた、とのこと

 

励みになるのか

元祖資格ビジネス?となるのか

 

結局は

師弟の信頼関係ですかね

 

 

お喋り好きな

おばさまの傲慢なご友人

そんな風に言われているとは露知らず

 

気づきがあるといいですね


2024年6月30日 6:42 AM | カテゴリー:私感

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