住宅ローンの考え方
昨日
会員さまとの面談にて
終了間際に
入会当初を振り返り
「きっかけは、住宅ローンの特約(金利の更新)について
ご相談でしたね〜」
と。
というのも
現在
それよりも
専ら、運用のお勉強が続いているので。
そこで
今一度
住宅ローンの考え方についてお話をしたところ
「考え方が変りました!」
と感想を頂いたので
こちらでも共有させて頂きます。
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会員さまについては
収支、貯蓄残高、勤務先属性、家族・親族構成
日頃の生活習慣、将来の夢、を
存じ上げてのサポートですので
非会員の皆さまにおかれましては
私の考えが
イコール、正解で無いことをご了承ください。
ご参考までに。
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真面目にコツコツと貯蓄を増やし
なるべく頭金を多く投入し
少しでも早くローンを完済する。
これが王道です。
間違いありません。
一方
もし
今、仮に、ローン残高が3,000万円。
手元に預貯金3,000万円。
あったとします。
繰上げ返済をし
住宅ローン残高が消失すると
気持ち、スッキリ!します。ね(^^!
が
人間は生身。
1秒後に何が起きるかわかりません。
ローンも預貯金も
両方残しておくと
万が一、が起きた時
ローンは、団体信用生命保険で支払われ
手元には
預貯金が残ります。
特に昨今は
死亡・高度障害のみならず
三大疾病、八大疾病、就業不能、へと
保険適用の範囲が広がっています。
借りたものは返す。
これは
正しい考え方で
大切な倫理観。
ですが
家族を守る
という観点からすると
団体信用生命保険制度に委ねる、というのも
時には大切です。
あと
本年度から、利率が引き下げとはなりましたが
住宅ローン控除の恩恵もあります。
正しいお金の感覚をお持ちの皆さまほど
・なるべく多く頭金を
・なるべく早く繰上げ返済を
と
認識されています。
とても良い考えです。
が
もう一歩踏み込んで
金利情勢
税制
団信制度
精査した上で
再考してみて下さい。
それでも
少なく借りる
早く返す
と
ご判断される場合は
全く異論ございません。
大切なのは
【正しく知って選ぶ】
ですね。
皆々さまの
ライフプランのご参考となれば。
2022年1月21日 12:23 PM | カテゴリー:FP情報 住宅ローン・不動産