火災保険の見直しポイント 2015年10月改定に向けて・・・
損害保険、
各社、値上がり傾向が続いています。
自動車保険の更新時、
事故は無かったのに、
ほぼ同額??
若しくは、
割引が進んだはずが、保険料が上がった?
といった方も多いのではないでしょうか。
私が、損害保険法人代理店を設立した、
1990年、平成2年といえば、
分厚い本(ちょうど電話帳ぐらい)が1冊・・・
何と! それ1冊で、その場で保険料が算出出来ました!?
今思えば、何とアナログな、古き良き時代。
あれから、
免許カラー、年齢条件、使用目的、色々と細分化導入が進み、
ある意味、
「どうやって値段を下げるか?」の根拠づくり競争だった感があります。
値下げ競争が激化し過ぎたため、
数年前からは、
保険料を、値上げ(適正な金額?)せざるを得ず、の状態と聴いておりました。
特に、有責事故ペナルティーが強化されましたね。
なので、少額事故の場合は、
必ず、自費負担と保険料値上がりのシュミレーションをされると良いと思います。
また、火災保険についても、
多発、多様化する、自然災害の影響で、
こちらも値上げ傾向。
特に、来年2015年10月の、
火災保険の超長期契約廃止、最長10年の改正は、大きな節目となります。
現在の長期契約では、
例)30年契約 → ≓21年分 の保険料で済みます。
また、料率自体も引き上げられると聴いていますので、
家を建てる方、
現在、短期で更新している方、
ぜひ、今のうちに超長期でのご準備がお薦めです。
*但し、長期保険料資金準備が必要。
最後に一点、火災保険の見直し最重要ポイントを。
生損保問わず、お伝えしている事ですが、
高い、安い、の保険料比較ではなく、
保障内容をぜひご確認下さい。
「実損払」が付保されていない、古いタイプの火災保険は、
加入保険金額と、実際の評価額に差額がある場合、
被害額が全額カバーされないケースが発生します。
「住居」は、生きるために大切なツール。
その大切な物の、
①リスクを知り(災害、事故)
②対策を計る(安全対策、貯蓄準備、保険加入)
しっかり考えましょう。
当所の相談では、
どんな保険がお得か?
ではなく、
どんなリスクがあるか?
からお話します。
特に、火災保険は、表面に出ている保険金額以外のオプションが複雑。
臨時費用などは、最大30%〜なし まで多様です。
しっかり見直したい方、準備したい方、
ぜひご相談下さいね。
http://fuji-office.com/entry/index.html
2014年12月25日 1:18 PM | カテゴリー:FP情報 リスクと保険