目で創る
週末、立山町で開催された、
かなくれ茶会に行って参りました。
亭主でもある、
陶芸家の釋永由紀夫先生のお話が、
毎回とても楽しみです。
お薄を一服頂いた後の、
陶芸談議での一節。
お茶碗を創るとき、
綿密な計算で、
余りに創り込んでしまわぬ点、留意されているそうです。
とても印象深い言葉でした。
これは、私たちの生活にも取り入れたい(取り戻したい)感覚です。
第六感といいますか、
何となく好き、
とか、
何だか気が進まない、
という心の言葉に、
しっかり耳を傾けられる生活を送りたいですよね。
年末を迎え、
益々、時間に追われる感が高まる中、
自分の感覚、心を大切に時間を過ごそう。
と改めて思ったひと時でした。