活用のススメ 経営セーフティー共済(中小企業倒産防止共済)
前回の小規模企業共済、前納のしくみ に続きまして、
経営セーフティー共済について、お伝えしたいと思います。
サラリーマンと、事業主の違い・・・
社会保障の格差。
例えば、失業。
雇用する側は、失業保険加入の権利、もちろん給付の権利、一切ありません。
また、働いた分の対価、給料。
日本で最も手厚く(自論)守られている権利。
企業が経営破綻に陥った時、
何よりも、先ず支払を優先すべきは、給料、という法律があります。
一方、事業主の売り上げ回収は、
同じく、労働、サービスの対価でありながら、あくまでも自己責任。
もらえなかったからといって、行政が守ってくれる措置はありません。
挙げればきりがない、
社会保障の違い。
どちらが、いい、悪い、では無くて、
自分が置かれている環境を知り、
何を準備すべきなのか?を知る事が大切です。
年末に向け、確定申告対策を考える時機となりました。
本日ご紹介の、経営セーフティー共済は、
・毎月5,000〜20万円(年6万円〜240万円)
・当年かけた額が損金、必要経費となる
・かけた額の10倍が、売り上げ回収不能の際、借りられる
・40ヶ月以上納付があれば、解約金100%
・売り上げ回収不能事由がなくても一時貸付金制度あり
という制度です。
自営業者であれば、
いざという時の備え&節税 に、ぜひ活用したい有り難いしくみです。
詳しくお聴きになられたい方は、どうぞ個別相談を。
http://fuji-office.com/entry/index.html
2014年11月14日 6:28 PM | カテゴリー:FP情報 タックス