金銭教育への想い
未だ小学生だった頃、
貸した物を返してもらえなかった・・・という、
ある印象深い出来事があります。
大人になり、
何処からともなく耳に入った話では、
その返してくれなかった友人は、
金銭トラブルで、
法的手続きをやむなく・・・という状況との事。
借りたものは返す。
お金に限らず、の話であり、
そんな事は、当然。
わざわざ取り上げずとも、常識の範疇・・・
と思いきや、
世の金銭トラブルは、
この、借りたものは返す。
がまかり通らず、起きている現象です。
返す、返さない、以前に、
借りなくてはいけない状況が、
何故起こったか、も大切なポイント。
可愛さ余って、とか、
愛情の伝え方が偏って、
という具合に、
金銭感覚が、正しく身に付かない事が社会問題にもなっている昨今です。
金銭教育、何処の会場でも感じる事は、
子ども達は、判っている。
何が本質であるか、本能で判っています。
只、大人になるにつれ、
消費社会に紛れ、
判っていた事を、つい忘れ・・・
借りるつもりはないのに、
カード払いが積り、
リボ払いで凌ぎ、
そのうち、つい、キャッシングを利用。
これが、多重債務への入り口です。
将来、しっかりとお金の管理が出来る様に、
また、
もしかすると巻き込まれるかもしれない、
金銭トラブルから、身を守る方法を、
沢山の子ども達に伝えたいと思って、活動しています。
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2014年9月17日 9:32 AM | カテゴリー:FP情報 金融教育