ユダヤ文学
週末、富山大学市民大学に出掛けました。
富山大学人文学部教授 大工原ちなみ先生のお話です。
職業柄、手にする本は、
ついつい、
お金、経済、統計・・・といった分野に偏りがち。
本来好きな文学を見直そう、という想いで申込みました。
ユダヤ文学、
迫害と追放の歴史、
ナチス、ホロコースト、
先生のお話が進むにつれ、
小学生の時、「アンネの日記」を読み、
衝撃で、しばらく呆然としていた事を思い出しました。
先生が言われた言葉の中で、
「人は、人を見下す事で安堵する。」
世界を震撼させる大事でなくとも、
日々、巷に起こりうる感情だと思います。
そんな事で、自分が、お間違いな満足をしない事、
また、
そんな行為に振り回されない事、
日々精進し、
置かれた環境に感謝して暮らしていきたいと思った瞬間でした。
講義で紹介頂いた書籍
エリ・ヴィーゼル 「夜」 「幸運の町」
プリモ・レーヴィ 「アウシュヴィッツは終わらないーあるイタリア生存者の考察」
2014年9月16日 9:57 AM | カテゴリー:books