野村萬斎 なぜ彼は一人勝ちなのか

先ず初めに・・・

 

読書会

暫し、休眠となっていまして

ごめんなさいっ💦

 

公私共に

包み隠さず(^^

こちらのブログや

各種SNSでシェアしているので

 

「どうやってスケジューリングしているのですか?」

「お忙しそうですね?」

「いつの間に??」

お声を頂くことがあります

 

自分の中では

思っていることの内

まだまだ

いつか!と思っていること

沢山あるのですが(^^

 

その一つが

読書会

 

同じ書籍でも

解釈は人それぞれ

 

それを共有することによって

視野や見解が広がり

心が豊かになる

 

と思って

ずっと以前から

開催したいなぁ、と思ってきたことです

 

そして

誰もがきっと抱える、積ん読←横目で見て見ないフリ^^;;  から一歩前進

読書会の日、という、ポイント地点を設定することで

脱!積ん読作戦!!

という目的もあります

 

2020年4月

念願叶って、開催

好評頂き回を重ねていまして

しかと

継続して参りたいと思っております

また

日程確定次第、アナウンスします!

fuji-officeアカデミー

 

 

 

 

 

こうして書き込んでいますと

やっぱり

開催再開しなくては!と

意気込んできました

 

頑張ります!

 

 

さて

本日は

読了の共有です

 

野村萬斎 

なぜ彼は一人勝ちなのか

著 中村雅之氏 新潮社

 

先般

能に関するお話を聞いて

只今

能、に興味津々

 

次回の東京滞在は

ぜひ

能楽鑑賞を、と楽しみです

 

 

海外の皆さまの方が

日本人よりも日本文化に造詣が深い、とは

良く言われること

 

今回も

恥ずかしながら

能について、全く無知であったこと

思い知りました

 

 

能と狂言の関係性

また

歌舞伎も

それぞれの

繋がり、位置関係

そうだったのか〜、と

 

 

 

公家、武士社会との関係性は

茶道とも通じるところもあり

茶道は

秀吉と、秀吉に切腹を命じられた利休の一件により

その密接な関わりが知られるところです

 

今回

この書籍で

最も印象に残ったことは

 

どんな芸事も

素人弟子を観客(スポンサー)にしている様では

衰退の一途

 

という件りでした

 

なるほどぉ

た、

確かに

 

先日

茶道の特別稽古に参列させて頂いた折

座学の時間に

講師が仰いました

茶道を学んでいます、という方に

では、今度、ぜひ茶席に招いて頂きたい、と申されると

「とんでもない!」

と答えが却ってくるそう

 

高名な先生をお招きするなんて、という

謙遜の気持ちであることは確かですが

 

先生が仰りたいのは

茶でもてなす為に茶道を学んでいるわけで

もてなす事をできません、ということの理不尽さを

教えてくださったのだと、私は解釈しています

 

 

芸事

突き詰めると

 

オーディエンスの為のものであり

教わる者

教える者の為のものに留まっていては

広がりは望めない、ということ

 

 

ほんと

そうですね

 

 

このコロナ禍

「不要不急」

という言葉が

平常時よりも多く飛び交いました

 

そして

その解釈の格差も

あらゆる所で感じました

 

先日

少々、体調が優れない日

あるライブを拝見する機会があり

終わると

優れなかった?はずの?体調が

すっきり!

元気になっていました

音楽の力を感じました

 

 

芸事

習い事

オーディエンスの為のものであり

オーディエンスの喜びを分けて頂けるのが

演ずる側の喜び、かな、と考えた1冊でした

 

 

あ、

仕事も

家事も

同じですね

 


2022年5月31日 8:39 AM | カテゴリー:books,読書会

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