伝える難しさと、聴こうとする想い
本日は、
2014富山大学市民講座。
〜介護家族の声から学ぶ〜
というサブタイトルに惹かれ、足を運びました。
ライフプランニングと介護、
ファイナンシャルプランナーにとって、
重要なポイントです。
介護の問題が、
他のライフイベントと違う点は、
いつ訪れるのか検討もつかず、
そして、いつ迄続くかわからない事。
講義で印象的だった事。
「判る < 話す」
認知症を罹患された方は、
判らないわけではなく、
判っていても、話せない状況が多いとの事です。
判らないから、などと、
暴言や、叱責を吐くのは、もっての他。
話す、伝える、とは、理解するより難しい、という証ですね。
伝わらない事への絶望感から、
自ら、人との関わりを減らし、
静かに暮らす選択をされる。
話せない方のお話を、
「聴こうとする」
重要性を感じました。
これは、
認知症に限らず、
全ての人間関係に通ずる事だな〜、と思った講義でした。
講師がインタビューされた語りをお届けするサイト
http://www.dipex-j.org/dementia/df/df30/2715.html
2014年9月6日 9:46 PM | カテゴリー:仕入録